1969-05-09 第61回国会 衆議院 農林水産委員会 第28号
雇用関係もある程度不安定だし、職業安定所もろくに通してないし、ただ人夫集めの一つの中間ブローカーというか、そういうものが青森なら青森、岩手なら岩手、秋田なら秋田に行って、かき集めて労働力を供給していく役割りをする。ピンはねをしてそういうあっせん料をとってやっておる、こういう実態なんです。
雇用関係もある程度不安定だし、職業安定所もろくに通してないし、ただ人夫集めの一つの中間ブローカーというか、そういうものが青森なら青森、岩手なら岩手、秋田なら秋田に行って、かき集めて労働力を供給していく役割りをする。ピンはねをしてそういうあっせん料をとってやっておる、こういう実態なんです。
それから定期的に……、定期といっても毎日ですよ、神社の境内あたりに私設職安を開いて、そうして人夫集めして、あっちこっち配給している暴力団の存在、これが野放しになっておるのですよ。警察あたりなんか行ってみやしないですよ。そういうのは労働省だから、農林省直接じゃないでしょうけれども、行くのは農家の人ですよ。それを抑える方法があるのかないのか、そういう調べをしておるのかどうか、そこのところを聞いておる。
さらに、栴檀野の局長の夫人が、各局を同じく第二組合の人を案内して、これは積極的な介入をはかった、いわゆる不当労働行為を行なったということでございますが、ただ、たまたま四月の末に、電話工事の人夫の雇用の必要がございまして、その必要のために、つまり人夫集めの依頼のために職員の宅を二、三軒訪問しておるようでございます。そうして用談をいたしました。
この間に行われましたことは、單に地鎭祭が行われた、或いは鹿島組によりまして人夫集めが行われた程度で、本格的な工事着手はされなかつたのであります。経費の支出の点でございますが、最初の計画の案によりますと二、三千万円の程度をもくろまれておつたのでありますが、具体的に計画を立てて見ますと、完成には一億円以上もかかるということがわかつたのであります。